膀胱・精巣の病気
膀胱・精巣の病気には、膀胱炎、膀胱がん、神経因性膀胱、精巣上体炎、精巣がんなどの病気があります。
膀胱炎
膀胱炎は比較的女性がなりやすい病気とされています。急性と慢性の膀胱炎があり、多くは細菌感染症です。治療は検査のうえ、薬物による治療をおこないます。
精巣上体炎
精巣上体炎は、副睾丸炎ともいわれ、陰嚢が腫れたりすることで痛みを伴う病気です。両側に炎症があれば稀に閉塞性無精子症を引き起こすこともありますので注意が必要です。治療は検査のうえ、薬物による治療をおこないます。
神経因性膀胱
神経因性膀胱は、脊髄損傷や二分脊椎、脊髄炎、脊柱管狭窄症などの脊髄の病気、脳卒中などの脳の病気,骨盤内手術後の末梢神経障害など神経の障害によって尿失禁,排尿障害,頻尿などの症状を来す疾患です。症状の緩和だけでなく腎臓障害を予防することが重要です。治療は検査を施行し薬物療法や間欠自己導尿等の治療を選択します。
膀胱がん
膀胱がんは、膀胱にできるがんで、自覚症状のない血尿が出た際に注意が必要です。早期発見が重要です。
精巣がん
精巣がんは、精巣(睾丸)にできるがんで、痛みなどを感じることはほとんどありませんが、精巣が腫れたり、硬くなったりすることで発見されるがんです。比較的短期間で転移するため、早期の発見治療が不可欠です。